【ACT28日】 ストリーミングサービス大手のネットフリックスは、2015年の国内立ち上げ以降初めて会員数が減った。生活費の上昇が影響しているようだ。
ネットフリックスは5月、同じ家に住まない家族や友人間でアカウントを共用できなくなると発表した。代わりに月額7ドル99セントで既存のスタンダードまたはプレミアムプランに2人まで追加メンバーを加えられるようにする。消費者らは大きく批判し、「アカウントをキャンセルする」とソーシャルメディアで脅した。
昨年の国内のネットフリックス会員数は3パーセント減の610万人。過去12か月でおよそ18万9,000人がアカウントをキャンセルしたことになる。それでも、国内のストリーミングサービスで最も人気が高い。
比較サイトFinderが今月行った調査によると、27パーセントがストリーミングサービスを解約しており、このうち44パーセントは節約のために解約した。平均的な国民は2つのストリーミングサービスを使用し、69パーセントが少なくとも1つを使用している。平均月額使用料は45ドル。
過去12か月で会員数が最も伸びたのはパラマウントプラスの41パーセント増(150万人)。次にフォックステルのビンジの22パーセント増(150万人)。アマゾン・プライム・ビデオは9パーセント増(450万人)、カヨ・スポーツは8パーセント増(140万人)、ディズニープラスは1パーセント増(310万人)、スタンは2パーセント増(260万人)。
昨年度、国内のストリーミングサービス市場は前年比14パーセント増の27憶ドル規模に達した。
ソース : news.com.au – Subscribers abandon Netflix as cost of living bites