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ウールワース メンバー限定値引きに賛否

【NSW1日】  小売大手ウールワースは、同社のロイヤルティカード「エブリデー・リワーズ・カード」の加入者を対象とした値下げ制度を8月から導入し、買い物客から賛否の声が上がっていることが分かった。

新たな値下げ方法は、全国2,250店舗で導入されており、対象商品にはカードに加入している場合の値段とそれ以外の値段が表示されている。このような方法は、米国や英国では一般的だが、オーストラリアでは買い物客を区別することを快く思わない人もいるようだ。

加入者のある女性は、コカ・コーラ300ミリリットル缶の12本入りパックを16.80ドルで2パック購入。未加入の場合は同じ値段で1パックしか買えないため、無料で加入出来て、このような特売品が購入できることに満足したと投稿した。

一方、このような割引について、「ウーリーズは顧客情報が欲しいだけ」、「カードを使って顧客が何を買ったか履歴情報を得ようとしている」、「加入方法が分からないお年寄りはどうなのか」、「カードを忘れたら値引き商品を買えないのか」など、不満の声もSNS上に投稿された。

ウールワースの広報担当者は、加入者を対象とした特別価格でさらに低価格で買い物を楽しむことが出来ると反論。加えて、加入者でなくても週ごとのセール品は6,000商品に上り、季節ごとのセール品、低価格の自社ブランドなどお買い得商品を豊富に提供していると説明した。

 

ソース:news.com.au-Shoppers divided as Woolworths launches ‘members only’ prices

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