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5ドル硬貨を発売 豪の世界遺産が図柄

【ACT1日】  オーストラリア造幣局は、国内にある20の世界遺産をモチーフにした5ドル記念硬貨を9月7日に発売することが分かった。図柄には、先史時代から続く熱帯雨林や古代のアボリジニの開拓地のほか、オペラハウスやグレートバリアリーフなどが含まれる。

新たに発売される5ドル硬貨は、世界の歴史的な記念物、文化遺産や遺跡の保存に関わる専門家の国際的な非政府組織、国際記念物遺跡会議(ICOMOS)が、9月1日~10日までシドニーで開催されるのを記念して発行される。ICOMOSが国内で実施されるのは今回が初めて。

ICOMOSと共同で発行される5ドル硬貨の図柄は、王立オーストラリア造幣局の硬貨デザイナー、トニー・ディーン氏が担当。ICOMOSの総会議長のリチャード・マッケイ教授は、「新硬貨は、国際的に知られるオーストラリアの様々な遺産や特有の生物多様性、驚くような文化遺産に光を当てるだろう」と話した。

新しい5ドル硬貨、オーストラリアン・ヘリテージ・プロパティーズ・サイツ(Australian Heritage Properties Sites)は、造幣局コインショップ、コールセンター、硬貨販売ディーラーで、9月7日午前8時30分から販売が開始される。

ソース:news.com.au-Australian Mint launches new $5 coin honouring World Heritage wonders

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