【QLD2日】 QLD州では、州内全域で禁煙エリアを拡大する新たな規制が施行された。これにより屋外マーケット、半屋外の飲食施設、学校の駐車場、18歳以下が使用するレクリエーション施設などで喫煙が禁止となる。
禁煙エリアで喫煙した場合には、その場で最大310ドルの罰金と最大で20ペナルティユニットが科される。
QLD州では、オーストラリア保健省薬品医薬品行政局(TGA)が8月29日、違法タバコの取り締まりで4万個以上の電子たばこ製品を押収しており、押収された電子たばこは市場価値にして総額120万ドルに上った。
TGAは、同局が認可していない方法で輸入されたり供給されているニコチン入り電子たばこの多くから、人体に危険とみなされる化学物質が検出されたとして、健康に重大なリスクをもたらしていると警告している。
連邦政府のマーク・バトラー保健・高齢者介護相は今年5月、「電子たばこは、新たなニコチン依存の世代を生み出している」と述べ、違法製品に対して厳しい取り締まりを行っていく方針を示した。
ソース:news.com.au-40k illegal vapes seized in massive Brisbane raid as smoke-free zones extended across state