【VIC6日】 今年はVIC州で花粉症の時期が早まると予想される。アレルギー症状を抱える人の数は、国内で同州が最多だ。
国内で5人中1人が何らかのアレルギー症状を、9人中1人が喘息を患い、多数がVIC州に住む。
国内東部で過去3年続いた気温が低く雨の多いラニーニャ現象から高温で乾燥したエルニーニョ現象に移行し、牧草の成長と開花が促進される。沼杉の木にアレルギーを持つ人はすでに症状を感じ始めているだろう。10~12月にこれらの木の花粉量は減少する一方、草の花粉が出始める。
花粉数を専門とするエドウィン・ランプニャーニ博士は、「年末までに少なくとも20日、花粉数が極端に多い日が予想されている」と警告する。
花粉症の症状は喉の痒み、鼻水、目の痛みなど。花粉症の薬は治療でなく、予防薬として早めに使い始めるのが奨励される。また、日々の予想花粉数をチェックし、花粉が多い日は外出を減らして屋内で過ごすことも大切だ。
ソース:abc.net.au – Spring is bringing with it an early start to the hayfever season in Victoria