【ACT18日】 国内東部を中心に週半ばまで続く熱波により、9月の最高気温の記録が更新される見通しだ。QLD州では山火事の影響で避難準備を勧告された地域もある。
気象局は、NSW州南部沿岸部で30度台半ばの気温が20日まで続くと警告を出した。9月の平均気温を10~15度上回り、この時期にしては稀に高温が長引く。連続して気温30度以上に達した日数で、9月の記録を更新する見通しだ。SA州、VIC州、NSW州で発生中の熱波は、21日にQLD州ブリスベンに到達する予想だ。
保健当局は、乳児や高齢者は熱中症のリスクが高いと警告する。また、喉が渇いたと感じる前に水分をとり、涼しい屋内で過ごすよう呼び掛ける。
QLD州各地では、すでに山火事が発生している。サンシャインコーストのビアーワの一部で18日午後、住民に避難準備をするよう勧告された。州中央部エメラルドでも18日午前、火災の煙を避けて屋内に留まるよう呼び掛けられた。先週末にはバンダバーグ近郊、タウンズビル、サンシャインコーストで山火事が発生した。
一方、国内西部のWA州では強風警報が複数発令されている。
ソース:news.com.au- Australia weather: Temperature records for September to be broken