【ACT19日】 気象局は19日、国内でエルニーニョ現象の気候パターンが発生すると正式に発表した。国内南東部で今週すでに、春にしては異常に高い気温と山火事のリスクが確認されている。
エルニーニョ現象は主に国内東部に影響を及ぼし、南部3分の2で例年より気温が上がり、乾燥した気候をもたらす。さらに、国内の大部分で熱波が発生する可能性が高くなり、南東部で山火事の危険が増す。
国内で6月以降、エルニーニョ現象の発生が警告されてきたが、国内東部で現在観測されている気象状況がすべての条件に当てはまり、正式発表に至った。気象局のカール・ブラガンザ気象サービス責任者は「夏の終わりまでエルニーニョの気候パターンが続く」と自信を持つ。気象局によると、今年の山火事シーズンは2019/20年の「ブラックサマー」ほど壊滅的ではないものの、大きな懸念が抱かれる。
ソース:news.com.au- Upcoming Australian summer to be brutal thanks to El Nino