一般

ロットワイラー犬が飼い主を攻撃 ブリーダーを中傷

【WA20日】   パースで先週末、ペットの犬2匹が飼い主の女性を攻撃し、大けがを負わせた。その後、ネット上でロットワイラー犬のブリーダーに対する批判が相次いでいる。

16日午後、ニキータ・ピールさん(31)はペットのロットワイラー犬2匹に襲われた。両腕と片方の足に重症を負い、今週、腕1本を温存する手術を受ける予定だ。叫び声を聞いた隣人らが犬たちの気をそらせようと試みたが、2匹は警察が介入するまでピールさんの攻撃を続けた。警察官らは2匹を銃で撃ち、1匹は重傷を負ったため安楽死させられた。

ピールさんのフェイスブックページは2匹の犬の写真で溢れ、1匹を買ったブリーダーの情報も共有している。事件後、ピールさんのソーシャルメディアにはブリーダーを批判する投稿が相次いだ一方、同じブリーダーからロットワイラー犬を購入した飼い主による、「これまでで最も忠誠心あり、優しい犬」とのコメントも見られた。

ブリーダーの女性は20日、ウエスト・オーストラリアン紙に匿名で「闘犬用や安全用にロットワイラーを繁殖しない。ショウ・ドッグおよび家族の一員にするために繁殖する」「すでに闘争モードに入っていた2匹をピールさんが離れさせようとして襲われた可能性が高い。小柄な彼女が大型犬2匹を離れさせるのは不可能」と話した。

NSW州南部沿岸部でも今年2月、生後5週間の乳児がロットワイラー犬に襲われて頭部に重傷を負った。

労働党のビル・ショーテン議員は20日、「複数の危険な犬種は禁止されるべき」とコメントした。

ソース:news.com.au- Rottweiler breeders responds to online abuse after two dogs turn on owner

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら