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豪Z世代 夢のマイホームすでに断念

【ACT21日】  オーストラリアの18歳~29歳の年齢層では、マイホームを“買えない”ことを受け入れ、“考えないようにしている”人が多いことが、news.com.auによる「グレート・オージー・ディベート」調査で明らかになった。

調査はオーストラリア国内の5万人以上が参加し、マイホームのほか仕事や政治など50問について回答した。

オーストラリアのZ世代(1990年代中盤~2010年代序盤生まれの世代)やミレニアル世代(1980年代序盤~1990年代中盤)のうち、すでにマイホームを持っている人は26%にとどまった。1984年には平均的な国民は年収の3.3倍で住宅を購入出来たが、現在ではこれが10倍に達しているという。

また、不動産価格が高いことから、投資目的で不動産を購入する人は少なく2.8%にとどまった。さらに、2.4%の人は住宅購入について気にしておらず、賃貸暮らしで幸せと感じていることも分かった。州別では、NSW州で住宅購入は不可能と考えている人が最も多く12%で、WA州の2倍だった。

Z世代は、どちらにしても住宅購入は無理なのだから、自分が可能な範囲で楽しくお金を使ったほうがいいと考える人も増えているようだ。

 

ソース:news.com.au-Gen Z, Millennials confirm sad truth about Australia’s future

 

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