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薬局テリー・ホワイト 創業者が引退へ

【QLD21日】  薬局老舗テリー・ホワイト・ケムマート(TerryWhite Chemmart)の創業者、テリー・ホワイト氏(87)と妻のロンダさんは21日、65年の薬局運営事業から引退すると発表した。

ホワイト夫妻は1959年、QLD州のウッディ・ポイント近くのクロンターフ(Clontarf)に一号店をオープンし、2年後に結婚。その後、1994年にテリー・ホワイト・ケミスト(Terry White Chemists)をフランチャイズ化した。2016年、ケムマートと合併しテリー・ホワイト・ケムマートとなった。

ケムマートとの合併により、店舗数は全国で500店舗以上となっている。同グループのカリティCEOは、「夫妻はオーストラリアの薬局市場におけるパイオニア」だったとし、「彼らの革新性や保健医療向上への献身は業界を形作っただけでなく、全国で数えきれない人生にプラスの影響を与えた」と話した。

ホワイト氏は引退を控え、「長い道のりだった」と振り返り、ライセンス規則など仕事の性質上、仕事の世界から離れるのに時間がかかったと説明。「事業の一部を売却することが出来たので、次のステージを楽しみにしている」と述べた。さらに、薬局は身近なものになったが、依然として過小評価されているとの見解を示した。

 

ソース:news.com.au-Australian chemist chain giant’s major life announcement

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