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スクールホリデー開始 オージーの大半が国内旅行

【NSW22日】   春休みが始まり、シドニー空港では国境再開以降の最多の海外旅行者数を見込んでおり混雑はするものの、混乱はないと予想されている。

22日朝のピーク時には、国内旅行者の大半がセキュリティチェックを5分以内に通過し、このスムーズな流れは春休みの最後まで続く見込みだという。

オーストラリアの観光関連産業団体である観光交通フォーラム(TTF)の調査によると、国民の4分の3近くがこの春休みに休暇を取り、1500人のうち60%が国内旅行、12%が海外旅行を予定しているが、回答者の半数以上が生活費の高騰が旅行計画に影響を及ぼしていると答えている。

同フォーラムのオズモンドCEOによると、観光産業は海外からの旅行者がパンデミック以前の数に戻るまで、国内旅行者に依存していたと指摘しており「多くの国民がホリデーを利用して旅行を計画しており、国内旅行をしているのは素晴らしいこと」だと述べたが「一方で、多くが旅行日数を短縮したり、安めの宿泊施設を利用するなど、コスト面でのプレッシャーが依然として影響を及ぼしている」とした。

一方で、シドニー空港のカルバートCEOは、国際線の方が国内線に比べて回復を見せており「最近では国際線航空会社の数社が乗客数のキャパシティを広げており、特に韓国、フィリピン、ベトナムといった国からの海外旅行者が急増しており、その数は2019年よりも上回っている」と述べた。

TTFの調査によると、オーストラリア人の82%が今後1年間に旅行を計画しており、必要経費の次に旅費を重要視していることがわかっている。

 

ソース:news.com.au – Travel warning for busy school holiday period

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