【QLD24日】 春の到来とともに気温が高い日が続くにもかかわらず、QLD州でインフルエンザB型の感染が増えている。保健当局はワクチン接種を呼び掛ける。
QLD州で8月、5,000人近くの血液検査から461人がインフルエンザB型に感染しているとわかった。昨年8月は2万9,000人中わずか2人だ。6~7月も同様の数で、ここに来てインフルエンザの症状で診療所を訪れる人が増えており、ピークを過ぎたと感じられない。
同州保健局によると、7月1日以降、生後6か月未満の乳児121人を含む2万1,457人がインフルエンザと診断された。
ゴールドコーストの一般医(GP)、ジェーン・ウェヒペイハナ医師は、「感染のピークがずれることはたまにあるが、去年と比較して今年は顕著」「インフルエンザの季節は終わっていない」「新型コロナウイルスもまだまん延し、毎週感染・死亡が報告されている」と注意喚起を呼び掛けた。同州で現在、インフルエンザワクチンは有料だが、同医師は接種を促す。
VIC州は今年に入って4万1,657件、SA州は1万5,462件、NSW州は今月16日までの1週間で1,601件のインフルエンザ感染が報告された。
ソース: news.com.au – Aussies urged to get flu vaccination as influenza B cases continue to rise