政治

VIC州首相 突然の辞任発表

【VIC26日】   VIC州のアンドリュース首相が州首相を辞任すると突然発表した。同氏は2002年にメルボルン南西マルグレーブ選挙区で初当選後、2010年から州労働党党首を13年、州首相を9年務めた。

アンドリュース州首相は26日午後、臨時の記者会見を開き、27日午後5時をもって州首相を辞任すると発表した。辞任の理由は、「州首相を9年務めて次の人に手渡す時期」「州首相の仕事を不快に感じ始めるのを恐れ、数日前に辞任を決めた」と話した。

同氏は今後について、「少し休みをとって家族との時間を大切にし、ゴルフや読書をしたい」「起きている時間はすべてVIC州が直面する問題について考えていた。(辞任後の)適応は大変だと思うが、自分のことをしたい」と加えた。また、妻のキャスさんと息子2人に対し、長年の支援を感謝した。

2051年までにVIC州の人口は1,030万人に達すると見積もられる。対策として2034年までに新規住宅80万軒を建設する「ハウジング・ステートメント」について、アンドリュース氏は「州民がどこかに”自宅”と呼べる場所を持てると知ったうえで辞任できる」と話した。

アルバニージー連邦首相は、「パンデミック中、アンドリュース氏は毎日立ち上がり、VIC州民の安全を維持するために容易でない決定をいくつもした。VIC州への貢献で人々の記憶に残る」と述べた。

QLD州のパラシェイ首相も26日、「アンドリュース氏とともに仕事ができて光栄でした。彼と家族の今後の幸せを祈ります」とソーシャルメディアに投稿した。

VIC州労働党は27日の党大会で新党首を決める。

ソース: news.com.au – Victoria Premier Daniel Andrews has sensationally resigned

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら