【NSW4日】 シドニー中心部ダーリングハーストにある、マッド・モンキー・ホステル(Mad Monkey Hostel)で4日朝、火災が発生した。NSW州火災・救助局(FRNSW)によると、出火原因は、電動自転車に搭載された不良品のリチウム電池との見方が強まっている。出火当時、自転車は部屋の中で充電中だったとみられる。
消火活動には消防車6台と消防士20人以上が駆け付け消火活動にあたった。宿泊していた約70が避難し、その後、鎮火した。
防犯カメラの映像には、男性一人が部屋から飛び出し、部屋に残っているもう一人の男性に逃げるよう促している様子が映っていた。残った男性もすぐに部屋から飛び出したが、火の手は男性のすぐ後ろまで迫っているのが分かる。
FRNSWのグラント・ライス当直マネージャーは、「宿泊客が速やかに避難したため、消防士もまた速やかに現場で消火活動を行うことが出来た」と述べ、英語を話さない宿泊客への指示も含めホステルの対応が適切だったと感謝を述べた。
ソース:abc.net.au-Lithium-ion battery from e-bike believed to be have sparked Darlinghurst hostel fire