【NSW4日】 スーパーマーケット大手コールズとウールワースの従業員は、今月7日の午前10時からVIC州、NSW州、QLD州、WA州、首都特別地域(ACT)、SA州の店舗で2時間のストライキを実施することが分かった。スーパーマーケット従業員によるストライキとしては国内で初となり、小売・ファーストフード労働組合(RAFFWU)に加入する約1,000人の組合員が参加するとみられている。
コールズが先に、ストライキに参加した従業員を一時帰休とし賃金の支払いを拒否する考えを示したことを受け、RAFFWUがフェースブック上でストライキの実施を表明したもの。RAFFWUは、「コールズによる労働者への攻撃は、最低賃金を支払われながらも店舗では虐待され、脅され、暴行されている労働者のことを全く無視していることを物語っている」と厳しく批判した。
RAFFWUのジョシュ・カリナン連邦書記長はナイン・ニュースに対し、労働者たちは最低賃金より数セント高い賃金しか支払われていないと指摘。「彼らは生活費の高騰に対処するため、生活賃金を求めているだけだ」と述べ、彼らが受ける脅迫や虐待のレベルは前例がなく、言語道断だと述べた。
RAFFWUへ加入している従業員の数はコールズが全国で約450人、ウールワースが約300人とみられている。
ソース:news.com.au-Workers for supermarket giants Coles and Woolworths holding weekend strike