【VIC12日】 オーストラリア・ポストは12日、最先端の配送ハブをジーロング北のアヴァロン空港の隣にオープンした。電子商取引の拡大を受けた需要の急増に対応したもので、建設費総額は7,500万ドル。敷地面積は1万4,000平方メートルで、一日当たり4万個の荷物を仕分けが可能だ。
新たな配送ハブは、大型の2段から成る荷物仕分け機のほか、セミトレーラー14台分の駐車スペース、配送バン92台分の屋内駐車スペースなどを完備する。また、自動仕分け機で1時間当たり5000個以上の大型荷物を処理する。ジーロングは地方部の中で最も速い成長を示している地域の一つで、ハブの開設は電子商取引の伸びとともに、地域経済の伸びにつながると期待されている。
オーストラリア・ポストのグラハムCEOは、「この現代的な施設を開設することは我々にとってさらなる節目であり、電子商取引が引き続き伸びを示す中で我々の将来にとって重要な投資でもある」と述べた。また、アヴァロン空港に近く主要交通網にアクセスしやすいとして、効率的な配送が可能になると期待を示した。
オーストラリア・ポストはグレーター・ジーロング市、ベラリン半島、その周辺地域から出される手紙や荷物を処理するほか、毎週平均3万通の手紙と7,000個の荷物の配達も行う。
ソース:news.com.au-Australia Post opens new $75m processing facility in Victoria