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「ハロウィーンはパイナップルで」 農家が呼びかけ

【QLD14日】   今月末のハロウィンに向けて準備中のオージーたちは、「ジャック・オー・ランタン」用にパイナップルを買うように、苦境に立たされているパイナップル農家から呼びかけを受けている。

 

サンシャイン・コーストのグラスハウス・マウンテンのパイナップル生産者であるベン・ストークスさんによると、生産者にとってここ数年は厳しい状況だったという。ベンさんは「パンデミックの数年は、輸送不足や労働者不足で苦戦を強いられていた。その後2022年の洪水被害で被害を受け、その影響で大量自然開花が発生し、早熟なパイナップルが余剰発生したことで、サイズが小さくなり50%の損失となった」と語り、北上したイェップーンまで同業者は打撃を受けている、としている。

 

現在、ベンさんのようなパイナップル農家は、国民がパイナップル産業を支援してくれることを望んでおり、かぼちゃの代わりにパイナップルでハロウィーン用のランタンを作るアイデアを出している。ベンさんは「私たち生産者は、様々な困難に見舞われながらも、なんとか乗り切ってきた。10月にはハロウィンに間に合うように正常な供給が再開できる予定で、トンネルの先に光が見えてきた」とし、「ここ数年、スプーキー・パインズ(Spooky Pines)のプロモーションが好評で、地域社会の支援に感謝している。パイナップルは切り分けた後果実を食べることができるので無駄がない。価格も平年並みに戻りつつあるのでぜひ購入してほしい」と呼びかけた。

 

ソース: news.com.au – Australians are being urged to buy pineapples instead of pumpkins this halloween

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