【NSW17日】 NSW州政府は来月、学校内でのベイプの使用減少を目指し、学生と校長、保健専門家らを招いた円卓会議を開催する。
来月16日、学校内でのペイプ使用に関する円卓会議が開催される。複数校の校長、チャント州主席医務官、州がん協会タバコ管理ユニットのアリシア・ブルックスさん、シドニー大学のベッキー・フリーマン准教授、同州教育省、教職員連合、P&C連合、児童擁護団体なども参加する。
ミンズ州首相は「校内での深刻な保健問題について、学校、保健専門家、他の主要関係者の声を直接聞ける」と述べた。喫煙率は過去最低レベルに下がっているが、若者の中でベイプが喫煙への玄関口になりつつあると実証されている。
カー州教育相も先立って、「学校内でのベイプと電子タバコの取り締まりが最優先」と話している。
今年1月1日から6月30日にかけて、州保健局は5,000回以上の査察を行い、違法ベイプ18万7,000個を押収した。9月に1週間に行われた集中査察でも、末端価格69万5,000ドル超相当の違法ベイプ2万3,247個が押収された。
違法にベイプを販売する店舗は、最長で懲役6か月など深刻な罰則が科せられる。
NSW州政府はベイプ商品の管理に430万ドル、ベイプをやめるための子ども用デジタルプラットフォームに250万ドルを充てる。
ソース:news.com.au- Students, principals, health experts to advise government in vaping round table