【VIC20日】 トヨタ自動車は同社の高級車種にエアバッグが作動しない可能性のある欠陥が見つかったとして、少なくとも625台を自主回収(リコール)すると発表した。対象となるのは2023年製造のトヨタ・クルーガーのガソリンモデルとハイブリッドモデルとなっている。
トヨタ自動車はトヨタ・クルーガーのガソリンおよびハイブリッドの両モデルについて、2WD (二輪駆動)、AWS (四輪操舵)、ハイブリッド車のいずれもリコールの対象としている。
不具合についてトヨタは、運転者側のエアバッグが経年劣化によりワイヤーハーネスの接続が緩む可能性があると判断されたためとしている。万が一ハーネスの接続が緩んだ場合、エアバッグの警告ランプが点灯し、事故時に運転席側のエアバッグが作動しないため、乗っている人全員の負傷や死亡のリスクが高まる危険がある。
交通省が掲載した通知によると、トヨタは部品を入手次第、車両の所有者に書面で連絡を取り、最寄りのトヨタ正規ディーラーに点検の予約を入れるよう求め、修理が必要であれば無償で行うとしている。
リコールに関する問い合わせはトヨタ・リコール・アシストのヘルプライン1800 987 366まで。
ソース:news.com.au-Hundreds of Toyota Klugers recalled after shocking defect found in airbag system