【NSW26日】 NSW州警察は、シドニーCBDにある有名校セント・アンドリュース・カテドラル高校(St Andrew’s Cathedral School)のトイレで26日未明、同校の女性職員が死体で発見された事件で、頭部に負った傷から何者かに殺害されたとの見方を強め調査を進めている。
体育館近くのトイレで死亡しているのが発見されたのは、同校でウォーターポロのコーチとして勤務していたリリー・ジェームス(Lillie James)さん。警察は、同校に勤務する20代前半の男性職員ポール・タイソン(Paul Thijssen)氏が、何らかの事情を知っているとみて行方を追っている。
タイソン氏がビジネス特化SNSのリンクトインに記載した情報によると、2017年まで同校に在籍し、その後、スポーツアシスタントとして同校で勤務していた。
警察は26日朝、事件に関連する物証が発見されたとして、ボークルーズ(Vaucluse)のダイアモンド・ベイ・リザーブを第2の事件現場に指定。崖付近を立ち入り禁止とし、ヘリコプターや海洋部隊を投入し捜査を進めている。
一方、事件現場となったセント・アンドリュース・カテドラル高校は26日朝、試験が予定されている12年生を除いて2日間の休校とすると、保護者あてにメッセージを送付した。また、生徒による事件への関与はなく、脅威が継続しているということもないと説明した。
ソース:news.com.au-Female staff member found dead at Sydney’s St Andrew’s Cathedral School identified as Lilie James