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プラスチックごみの更なる削減を検討 NSW

【NSW29日】   NSW州政府は、プラスチックごみの更なる削減に向けて検討中だ。同州のプラスチックごみのうち、リサイクルされるのはわずか12パーセント。

新たに見直しや段階的な廃止が検討されているプラスチック製品は、使い捨ての皿や食品容器、厚手の買い物袋や野菜果物用の袋、たばこのフィルター、ヘリウム風船や飴の棒など。また、果物のラベル用シール、ピザの箱内のプラスチック製スタンド、容量50ミリリットル未満の使い捨て調味料の段階的廃止も提案された。ペットボトルの蓋をボトルに固定する案も出ている。

シャープ州環境相は「2050年までに世界の海域で、プラスチックの重量が魚を上回る可能性がある」「一丸となって取り組むことで実質的な違いを生み出し、子どもたちにとってより良い環境を残すことができる」と述べた。

国内でプラスチックごみの対策はWA州が常にトップ。次にSA州、QLD州、首都特別区域(ACT)が続く。5位のNSW州は、これらの野心的な提案が実際に採用されれば2位に抜きんでる。VIC州は6位。

世界野生生物基金(WWF)オーストラリア支部のケイト・ノーブルさんは「わずか5年間に国内で使い捨てプラスチックに対する考えが大きく変わった。多くは個人や地域、学校や企業の努力による」と話した。

ソース: news.com.au – Common items facing statewide ban under fresh recycling push

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