【ACT29日】 ガソリン価格が過去最高に高騰し、一時的に燃料税の減税措置を再び求める声があがっている。中東情勢の悪化に伴い、ガソリン価格がさらに上昇する可能性も懸念される。
過去数週間、無鉛ガソリン価格は1リットル当たり2ドル前後で停滞している。7-9月の四半期で7.2パーセント上昇した。サウジアラビアとロシアからの供給減に加え、中東イスラエル・ハマス間の開戦を受けて、29日の原油価格は1バレル90米ドルを超えた。
ガソリン1リットル当たりの燃料税は48.8セント。減税措置の再導入を求める声が増すが、連邦政府は導入を否定してきた。野党保守連合のダットン党首は29日、「一時的な減税を支持する。費用はかかるが、一定期間は効果がある」とスカイ・ニュースで述べた。
全保守連合政府は昨年3月、生活費支援策の一部として22セントの燃油税減税措置を導入したが、6か月で30憶ドルかかるとして同9月に連邦政府が終了した。
ソース: news.com.au – Dutton signals Coalition support for temporary fuel excise cut as cost of living soars