【NSW1日】 NSW州シドニーのアッパー・ノースショア地区ワルーンガ(Wahroonga)で、特別支援学校セント・ルーシーズ・スクール(St Lucy’s School)に通う10歳の男児がリフトの下敷きになり死亡したことが分かった。
警察が発表した声明によると、救急サービスは午後2時ごろ、学校のあるクリーブランド・ストリートに出動要請を受けた。クーリング・ガイ警察管轄地区の警察官が駆け付けたところ、男児はリフトの下に挟まれた状態だったという。消防隊員が男児の救出を試みたが、その場で死亡が確認された。
また、デイリー・テレグラフが報じたところによると、男児は車いすに乗っていたもようだ。
学校は同日、声明で男子生徒の死亡を認めた上で、しばらく学校を閉鎖することを明らかにした。学校は声明で生徒の悲劇的な死を認めた上で、「警察の調査に協力している」、「本日はこれ以上の声明を発表することは出来ない」と説明した。
NSW州警察の広報担当者によると、検視官が報告書をまとめる見通しだという。
事故が発生したセント・ルーシーズ・スクールは独立カトリック系の特別学校で、軽度から重度までの知的障害、自閉症、感覚障害まで、障害を持つ児童生徒を幅広く受け入れている。
ソース:news.com.au-A 10yo boy was killed in an accident at St Lucy’s School for disabled children