生活

教師目指す学生に新たな奨学金

【ACT6日】   全国的な教師不足への対策として、連邦政府は教師を目指す学生数千人に最大4万ドルの奨学金を提供する。

6日から、来年大学で教育学部の課程を開始する学生およそ5,000人を対象に、奨学金の申し込みが始まる。4年間学ぶ学位生徒には4万ドル、2年間学ぶ大学院生には2万ドルの奨学金がそれぞれ提供される。成績優秀な高校卒業者、キャリア形成中の人、先住民、障がい者、遠隔地に住む学生を優先とする。

最終学年の教育実習を遠隔地で行えば、さらに2,000ドルのボーナスを受ける資格を持つ。学位生徒は卒業後、公立の学校または初等教育機関で少なくとも4年勤務、大学院生も同様に少なくとも2年勤務が求められる。

今年の大学の教育学部への申し込みは昨年比20パーセント近く下がった。

連邦のクレア教育相は、「慢性的な教師不足を支援する」「ハイスクールを卒業したより多くの若者に、弁護士や銀行員でなく教師を目指してほしい」と話した。政府は先立って、教育状況を向上させる全国的なキャンペーンを開始したばかり。

ソース: news.com.au – New 40k scholarships to tackle nationwide teacher shortages

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