【ACT7日】 今年は国内で花粉症シーズンの到来が平年より早い。国内で5人中1人近くが花粉症に悩むとされる。
今年は特にSA州で花粉症が猛威を奮っている。NT準州およびVIC州でも花粉の数が著しく増えており、屋内で過ごすよう促される。
メルボルンの花粉植物細胞生物学者、エドウィン・ランプニャーニ博士によると、今年は花粉症シーズンの到来が過去30年で最も早かった。9月中に始まったのは非常に稀で、10月にも極端に花粉の多い日が多数観測されており、例年のこの時期より症状を多数抱える人も多い。花粉症の症状はくしゃみ、目のかゆみ、頭痛、鼻水など。
国内で特に草の花粉に反応する人が多く、樹木花粉にアレルギーを持つ人は少ない。国内各地で草地が異なるため、特定の地域で花粉症の症状もひどくなる。VIC州は10~12月に特に注意が必要だ。北に向かうほど花粉症の季節は遅れ、QLD州は11~1月にピークを迎える。国内北部はさらに3月頃、2回目の花粉症ピークを迎える。
昨年まで続いた雨の多いラニーニャ現象は草の花粉に大きく貢献した。エルニーニョに移り変わり、軽減が期待される。
各地の花粉数はwww.pollenforecast.com.auで確認できる。
ソース: news.com.au – Australia suffering through hayfever hell