【ACT8日】 最新の報告によると、センターリンクやメディケアなどの社会保障および生活保護の申請で、期限内に処理された割合が2022/23年会計年度は74.8%にとどまり、前年の81.7%から減少したことが分かった。保健関連の申請は84.5%から68.7%まで低下した。
自然災害による復興手当では、申請全体の40%を占める65万5,000件以上で処理に2日以上を要した。老齢年金の申請では70%以上が29日以内に処理されたが、それ以上かかったのは6万1,813件に上った。
連邦政府のショーテン政府サービス相は先に、政府機関のサービシズ・オーストラリア(Services Australia)の電話の待ち時間短縮に2億2,800万ドルを投入し、3,000人のスタッフを追加雇用すると発表したばかり。
野党のフレッチャー政府サービス広報担当は、生活費の高騰が危機的な状況の中、サービシズ・オーストラリアが国民をしっかりサポート出来ていないということを「衝撃をもって思い出させる」と述べた。
さらに、「困窮している世帯は迅速で滞りなく、支払いが処理される一流のサービスを必要としている」とし、ビル・ショーテン政府サービス相は顧客対応が必要な組織を効率的に稼働させることに失敗していると批判した。
ソース:news.com.au-Labor criticised as data shows Centrelink, Medicare payment processing times blown out