【NSW14日】 シドニーで頻繁に行われる電車ネットワークの点検・修理は、少なくとも向こう1年続くとされる。利用者の混乱を最小限にするべく、NSW州政府は一連の対策を講じる。
今後、シドニーの電車ネットワークに大規模な乱れが生じた際、地域特定技術による警告がSMSで発令される。さらにセントラル、サーキュラーキー、ストラスフィールド、ブラックタウンを含む主要21駅で、代替路線や交通機関オプションを案内するスマートスクリーンを設置する。アプリ「オパール・トラベル」内のツールの使用に関する認知を高めるキャンペーンも行う。
ヘイレン州交通相は「電車に遅れが生じた際、代替法を決めるための情報がないのが乗客にとって最も苛立たしい」「NSW州で初めて、電車の遅れに関する情報を携帯電話数千台に送ることができる」と話した。
シドニー・トレインのマット・ロングランドCEOも、「駅構内に新たなテクノロジーを設置し、職員に必要なツールを備えることで、乗客は必要な情報を得て途切れ無く移動できる」と話した。
昨年度、シドニーの電車ネットワークの15.6パーセントが遅れまたはキャンセルとなった。過去5年で最大だ。今年も7本中1本に影響が出ている。
ソース:news.com.au- ‘Lost faith’: Big changes to Sydney train network