【ACT16日】 飲料製造販売カールトン・アンド・ユナイテッド・ブリューワリーズ(CUB)は、人気飲料ソロ(SOLO)のアルコール飲料「ハード・ソロ(Hard SOLO)」について、当局がアルコール飲料広告規定に違反すると判断したことを受け、名称を「ハード・レイテッド(Hard Rated)」に変更すると発表した。
ハード・ソロの名称をめぐっては、WA州のキャンサー・カウンシルが今年8月、国内でよく知られた清涼飲料水で子どもやティーンエイジャーに人気があり認知度の高いブランドとし、未成年に大きい影響があると苦情を申し立てていた。
アルコール飲料広告規定スキーム(ABAC)は当初、ハード・ソロの名称について規定に準じており違法性はないとしていたが、これを翻し違法とする判断を下した。
CUBは16日に発表した声明の中で、「結果に失望している」とする一方、「ABACの決定を受け入れる」とし、「ハード・ソロを愛してきた多くの大人たちに、ハード・レイテッドと名前は変わっても味は変わらないことを保証したい」と述べた。
CUBは2024年2月9日までにハード・ソロの最後の間パッケージが供給網から姿を消すと説明しており、パブやクラブで使用されているハード・ソロのロゴもその日までにハード・レイテッドに移行するとしている。
ソース:news.com.au-Hard Solo to be renamed after official complaint