【QLD21日】 連邦政府は、世界自然遺産であるグレートバリアリーフ周辺の水質改善に2憶ドルを投じる。グレートバリアリーフの健康状態にとって最も大きな脅威の一つに、水質の低下があげられる。
地上から海に流出する水によって、グレートバリアリーフ周辺で汚染物質の濃度が上昇している。濁った水はサンゴの再生を止め、海草を枯らし、他の生命体に必要な太陽光を遮断する。
プリバセク環境・水資源相は21日、「グレートバリアリーフで最も象徴的なのは透明な青い水」「バリアリーフ周辺に流出する水路や小川、土手の修理をする」と述べ、ランドスケープ修復プログラムに5,000万ドル追加すると発表した。
グレートバリアリーフの特使を務めるニタ・グリーン上院議員は、「資金の増加は先住民、環境保護組織、自然資源管理組織、科学者、地主などQLD州地方の様々なグループにとって好機でもある」と述べた。
ソース: news.com.au -$200m set to be spent improving water quality around Great Barrier Reef