【ACT23日】　　オーストラリアの人口は2071年までに最大4,590万人と現在の2,650万人から約2倍近くに増加すると予想されることが、豪政府統計局（ABS）による最新統計で明らかになった。人口の増加に伴い、住宅不足やインフラ投資の増加などが懸念されている。

予想によると、オーストラリアは年間平均27万5,000人の移民が到着し、最大1,430万人の移民を受け入れると予想される。海外からの移民を含まなければ、国内の総人口は向こう48年間で2,390万人でとどまる見通しだ。

最新のデータによると、オーストラリアの人口は今年3月までの1年間で移民45万4,000人を含む56万3,200人が増加し、人口成長率は2.2％だった。

年齢別では、65歳以上の人口は現在の17％から2071年に最大27％に増加するとみられ、85歳以上の高齢者は現在の2.1％から6.4％に増加する可能性があるとしている。

また、オーストラリア人は高齢となっても健康である一方、少子化に歯止めがかかっていない。全体として長生きすることが予想され、年齢の中央値は38.5歳から最高47.6歳に跳ね上がると予想されている。

ソース：news.com.au-Australian population could reach up to 45.9 million people by 2071