【NSW23日】 オーストラリアの旅行者のうち、費用を節約するために旅行保険に加入ない人が増えていることが最新の調査で明らかになった。専門家は海外旅行でも保険に加入していなかったり、保険の補償内容ではなく価格だけで判断することは危険だとアドバイスしている。
比較サイトのファインダーは過去12か月間に旅行経験のある718人を含む1,062人を対象に調査を実施。約半数となる46%が費用を節約するために保険を変更したり加入していなかったことが分かった。
ファインダーのキッドマン氏は、「最も懸念されるのは保険に加入せずに海外旅行へ出かけようとしている15%の人たちだ」とし、海外で事故や病気になって帰国する場合、その費用が数千ドルに膨れ上がる可能性があると指摘。旅行保険を購入できないのであれば、旅行は控えるべきとの考えを示した。
さらにキッドマン氏は、特に何も起きないと見込んで旅行保険に加入しない人は以前からいたとする一方、最近は包括的な補償を求めるよりも、より安い保険商品を好む傾向があると分析。値段だけに気を取られて保険の内容を正確に把握しないのは危険と警告した。
ソース:news.com.au-Aussie travellers warned of ‘dangerous trend’ as people cut costs