【WA24日】 WA州沿岸で今週初め、男性12人が乗ったインドネシアのボートが国境警備隊によって確認されないままオーストラリア本土へ到着した。野党からは国境警備の甘さに批判の声が上がっている。
シドニー・モーニングヘラルド紙は、殆どが男性とみられるグループがWA州キンバリー地区のトラスコット・エアベースで最初に発見されたと報じた。男性らが漁師か難民か、また発見されるまでにどのくらい時間が経過していたかについては今のところ分かっていない。
WA州警察はこの件についてオーストラリア国境警備隊(ABF)に質問するよう促しているが、ABFは男性たちの移送計画などについて情報の公開を拒否している。
野党の影の内務省の広報担当であるピーターソン氏は、今回のように密入国が報告されたのはアルバニージ政権となってから10回目と指摘。「オニール内務相と労働党政権の下では、オーストラリアの国境警備は毎月悪化の一途をたどっている」と批判した。
さらに、ピーターソン氏は、オニール内務相は早急にメディアへ対応し、政府が今回の報告について得ている情報をシェアすべきとの見解を示した。
ソース:news.com.au-Labor under fire after ‘undetected’ Indonesian boat carrying 12 people arrives on mainland in WA