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シドニーの代わり? 国内の都市が注目度アップ 

【NSW24日】  オンライン旅行会社エクスペディアはこのほど、人気の旅行先に負けずとも劣らない手頃で楽しい旅行先「デスティネーション・デュープ(destination dupe)」10か所を発表した。オーストラリアからはパースがシドニーに代わる旅行先として選ばれた。

エクスペディアのダニエル・フィンチ社長は、パースについて「美しいビーチ、活気のあるカルチャーシーン、世界クラスの食事体験など、観光客が求める多くの体験を提供しており、シドニーの代わりとしてぴったり」と話した。

エクスペディアでは昨年と比べて、パース行きのフライト検索数が世界で2倍以上に増加している。特にパースへ直行便が就航しているイギリスやヨーロッパからの需要が多く、インドネシアやアジアからの旅行者も増えている。

カンタス航空は既存の2つの直行便に加え、来年7月12日にパースからパリへの直行便を就航する。飛行時間は17時間で、ヨーロッパの夏に合わせてサービスを開始する。また7月26日のパリ五輪の開幕にも合わせている。

フィンチ氏は、「当然ながら、乗り継ぎを行う人たちはパースに数泊滞在し、待ち時間を有効に使うことを選択することが多い」と指摘し、「パースは主要空港からのアクセスが良く、関心が高まっている一因となっていることは間違いない」と話した。

この他、「代わり(dupe)」に選ばれたのは、韓国・ソウルの代わりに台湾・台北、バンコクの代わりにタイ・パタヤ、ギリシャ・サントリーニ島の代わりにパロス島、英国・ロンドンの代わりにリバプール、スイス・ツェルマットの代わりに日本・札幌など。

 

ソース:news.com.au-Aussie city declared Sydney ‘destination dupe’

 

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