【NSW2日】 シドニーのビーチでは60年ぶりのサメの襲撃を含む事故が相次いでおり、夏に向けて人気ビーチ2ヶ所で、大きな変更が予定されている。
ランドウィック・カウンシルは、シドニー東部郊外のマラバー・ビーチとリトルベイ・ビーチで初めてライフガードを配備すると発表した。海水浴客の安全を守るため、フルタイム4人とパートタイム10人のライフガードが8日からパトロールするという。
同地区では、毎シーズンに何百万人ものシドニー市民がこのビーチを利用しているにもかかわらず、これまではマルーブラ、クジー、クロベリーのビーチのみライフガードが配備されていた。変更に対して、同カウンシルのライフガード協会は「ビーチ全体の利用客の数が増えており、ライフガードたちが対応しなければならない件数が増えてきている」と述べている。
気象庁は、今年の夏シーズンは国内全土で例年より暖かい日が続く可能性が高いと予測しており、ランドウィック市長は「この夏は暑く乾燥すると予測されているため、ビーチの利用客は500万になる可能性がある」としている。
リトル・ベイでは、今年2月に水泳をしていた人がホオジロザメに襲われ、約60年ぶりのサメによる死亡事故となった。また、2022年1月以降、リトルベイでは水難事故が5件発生、マラバーでも大きな事故が発生している。
ソース:news.com.au – A major change is coming to two popular Sydney beaches right in time for summer