【NSW4日】 シドニーのインナー・ウエスト・カウンシルは先立って、一般ごみの収集を毎週から2週間ごとに減らし、食品ごみはフード・オーガニクス・ガーデン・オーガニクス(FOGO)で収集を開始した。以降、ハエやラットが増えたと住民から苦情が相次いでいる。
同カウンシルでは、食品ごみは庭木ごみと共に緑の蓋のごみ箱に入れてコンポストにする。炭素の放出量を減らし、ごみの埋め立て費用数百万ドルを削減できるとされた。
変更以降害虫やペストが増加したとして、住民らはごみの収集頻度を増やすよう求める。ある人は「ここに長く住んでいるが、こんなにたくさんのハエを見たことはなく、庭にラットが出たこともない。FOGOは悪臭とペストをもたらした」とソーシャルメディアに投稿した。ペスト増加に関連する健康への悪影響を懸念する人も多い。
一般ごみ用の赤いごみ箱の収集が2週間ごとに変更された際も、住民らは大きく反対した。FOGOは2024年3月の導入予定から半年前倒しされた。バルメイン地区のジョン・スタモリス評議員は「住民と協議するべきだった」と認めている。
ソース:news.com.au -‘Rats, maggots’: Inner West Council’s bin move slammed after vermin infiltrate