【QLD10日】 10日、QLD州のパラシェイ首相が州首相を辞任すると突然発表した。同氏は州首相を9年務め、ここ数か月にわたって辞任が噂されていた。
パラシェイ州首相は来週、州首相のポジションを退き、今年を持って議員もやめるという。9月にイタリアで過ごした2週間の休暇中に辞任について考え始めたとして、「誰もが休息に値する」「先週、国家内閣で多くの新顔を見て決断した」と話した。
パラシェイ氏は2015年に当時のニューマン自由党党首を破って当選後、労働党政権を続投させた。パンデミック中は厳しい州境制限で知られ、2020~2021年にかけてQLD州で新型コロナウイルスの感染を低く保った。国内の女性党首で再選されたのも同氏が初めて。後任はマイルズ副首相が濃厚だ。
パラシェイ氏の辞任により、国内でパンデミック中からリーダーを続けるのは首都特別区域(ACT)のバー首席大臣のみになる。
アルバニージー連邦首相はパラシェイ氏について「労働党のヒーローで、QLD州民にとってチャンピオン」と話した。
QLD州野党のクリサフリ自由党党首も、「政党に関わらず、9年も州首相を務めあげたのは感謝と尊敬に値する」とX(旧ツイッター)にコメントした。
QLD州は来年10月に州選挙を控える。最新の世論調査の質問「どちらが州首相にふさわしいか」では、クリサフリ氏(39パーセント)がパラシェイ氏(34パーセント)より優勢だった。
ソース: news.com.au – Queensland premier Annastacia Palaszczuk retires from politics