【ACT11日】 クリスマスを前に売買詐欺が増えている。詐欺師は家族や友人へのプレゼントを安く購入しようとする人を狙っている。
ウエストパック銀行によると、売買詐欺は昨年から47パーセント増加した。プレゼントの交換が増えるクリスマスの時期は詐欺発生数もピークを迎え、特に注意が必要だ。詐欺広告はしばしば、偽のウェブサイトやソーシャルメディアの広告、オンラインのマーケットプレイスに出される。人気商品が破格の広告は特に警戒すべきだ。
同銀行のベン・ヤング氏は、「普段より支出が増え、注意力も散漫しがちなこの時期に詐欺被害が増える」と話した。
先月末のブラック・フライデーおよびサイバー・マンデーのセール時、同銀行はネットショッピングやモバイルショッピングを含む3,100万件超の取引を扱い、詐欺関連の通報も5パーセント増加した。
全損失の半分以上を占める投資詐欺も、依然として大きな問題だ。大きな儲けを約束し、時間をかけて被害者を信用させる。
他に、支払先を変更した偽の請求書の発行や、被害者のデバイスにソフトウェアやアプリをダウンロードさせようとする手口もある。送金前に店舗やサプライヤに電話して支払い情報を確認すること、テキストメッセージやメール上のリンク先は絶対にクリックしないこと、携帯電話やコンピュータにアプリやプログラムをインストールするようせかす人物には注意が大切だ。
ウエストパック銀行は全詐欺件数の6割以上を見抜き、予防施策も合わせ、顧客の資金2憶3,500万ドル以上を守った。
ソース: news.com.au – Buying and selling scams at record levels ahead of Christmas