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豪政府 米国から原子力潜水艦3隻を購入へ

【ACT15日】  米国議会は14日、米英豪の安全保障枠組み「AUKUS(オーカス)」計画の一部として、オーストラリア連邦政府による米バージニア級原子力潜水艦3隻の購入を承認したことが分かった。

連邦政府のマールズ国防相は、米国での法案通過について「歴史的な偉業」と評価。「米国議会と議論初日から計画を支持してくれたバイデン大統領に感謝する」と述べた。新しい潜水艦は2030年初めにオーストラリアへ到着する見通しだ。

さらに、オーストラリアはオーカス計画の下で2040年代に就役する原子力潜水艦を独自に建造する。連邦政府はまた、米国の造船所の潜水艦維持・生産能力向上を図るために30億ドルを投じる。同計画で必要となる費用総額は、現在から2050年代半ばまでの間に2,680億ドルから3,680億ドルと予想されている。

マールズ国防相は、米国で政権が交代してもオーカスで結ばれた協定が危険にさらされることはないと確信していると述べた。また、3隻の原子力潜水艦購入が承認されたことについて、「3国すべてで支持され、オーストラリアが国家として将来的に重要となる能力を獲得できると確信している」と話した。

 

ソース:news.com.au-US green lights legislation for Australia’s purchase of three nuclear-powered submarines under landmark AUKUS deal

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