【NSW15日】 NSW州シドニーの人気観光名所、ボンダイビーチで15日朝、大量に流れ着いた発砲スチロールの玉を清掃するため、多くの近隣住民が集まった。発泡スチロールはシドニー北部沖のロングリーフで起きた事故が原因とみられている。
14日夜、住民のジェームス・マッキントッシュ氏は、地元住民によるフェイスブック上のコミュニティ「ボンダイ・ローカル・ループ」に投稿し、ポリスチレンの玉がビーチの中央から南部にかけて漂着していると知らせた。さらに、「明日の清掃活動に参加しよう。袋を持参してビーチのヒーローになろう。海洋に住む仲間を保護しよう!」と呼びかけた。
この3日前には、「荷船がポリスチレンをビーチ一面にまき散らしている」、「白い玉は砂浜や海中などあらゆるところにあり、鳥がそれらを食べている」などの声が上がっていた。
別の地元住民はウェントワース選挙区の議員、アレグラ・スペンダー氏に対し、「ボンダイに雪が降っています!」と冒頭に書かれたメッセージを送った。スペンダー氏はこのメッセージを自身のフォロワー1万7,400人とシェアし、ポリエチレンによる汚染は市北部のビーチにあるロング・リーフでの事件が原因と考えられると付け加えた。
ソース:news.com.au-Bondi Beach covered in millions of styrofoam balls from pollution spill 17km away