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カンタス航空 初の先住民女性パイロットを養成 

【NT16日】   NT準州に住む先住民のティーンエイジャーの女子が、カンタス航空のパイロット養成学校に入学を許可された。初の先住民女性パイロットを目指す。

シー・ジェイ・ランキンさん(17)は来年4月、航空学のディプロマを取得するため、QLD州トゥウーンバのカンタス航空のパイロット養成学校で55週間の訓練を受ける。すでに軽飛行機で40時間の経験積みで、7時間の単独飛行も行った。

ランキンさんはダーウィンのミンマラマで育ち、2013年に保護生活に入った。元オリンピック短距離のノバ・ぺリス氏や元NBL選手のティミー・ダガン氏など、模範的な先住民の著名人を尊敬してきた。「先住民文化と、カンタスで初めての先住民パイロットであることを誇りに思う」「若い先住民・非先住民の女子に感動を与えたい」と話した。

ランキンさんは2年前、WA州パースのロットネスト島上空を初めて飛行した。2025年の卒業後は家族を搭乗させたいと考える。

同パイロット養成校によると、世界の職業パイロットのうち女性はわずか5パーセント程度、カンタス航空は7パーセントを超える。

ソース: news.com.au -17-year-old to make history as first female Indigenous Qantas pilot

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