【VIC20日】 今年のクリスマスは、環境への配慮や生活費高騰を考慮してプレゼントを購入する人が増えている。中古品に対する偏見も無くなってきているようだ。
モナシュ大学ビジネススクールの小売情勢報告によると、国民の51パーセントが買い物の際にサスティナビリティを重要視する。世界中でファーストリテイリングが懸念されるようになり、国内でも良質のものを低価格で購入しようとする人が増えている。昨年の国内の中古品経済は600憶ドル規模と報告された。
VIC州中部キャッスルメインで中古品店を経営するティファニー・イングリスさんは、「より興味深いギフトを買おうとする人が多い」「生活費高騰の影響は大きく、新品の購入が難しくなっている」「今月の売り上げは昨年比20パーセント増、1人当たりの買い物額も上昇した」と話す。クリスマスパーティー用に食器類をリサイクルショップで購入し、パーティー終了後に店舗に再寄付する人もいる。また、中古品をアップサイクルしてクリスマスプレゼントを作る人もいる。
VIC州西海岸のコリーン・ヒューソンさんは毎週、ビーチでごみ回収のボランティアをしている。プラスチックのごみをレジン樹脂に埋め込み、フックを付けてイヤリングを作製したところ、家族や友達から「売るべき」と言われてマーケットでも販売した。作り始めてから5週間ですでに80組販売した。ヒューソンさんは「プラスチックに対する私の考えも変わった。以前は、環境破壊の元で目的はないものと思っていたが、新しい命を与えられて嬉しい」と語った。
ソース: news.com.au – Eco-friendly and second-hand gifts increase in popularity this festive season, say op shop owners