【WA27日】 WA州のクーマルビッドガップ(Coomalbidgup)で26日に発生した山火事で、消火活動にあたっていた地元のボランティア消防士が事故死していたことが分かった。死亡したのはハリー・ステッドさんで年齢は20代前半とみられる。
火事は26日午前、エスペランスの中央沿岸地方から約50キロメートルのクーマルビッドガップで発生し、7,000ヘクタール以上が燃焼した。ステッドさんは他の消防士と共に消火活動を行うために専用車両に乗っていたところ、車両から転落したようだ。転落した際に負った怪我が原因で死亡したとみられている。
WA州の火災・緊急サービス相(DFES)は声明を発表し、ステッドさんが死亡したことを認めた。声明の中で、「男性の死について状況を明らかにするため調査が行われる」と述べ、WA州警察が検死結果について報告書を作成すると説明した。
WA州のロジャー・クック州首相は、「第一通報者は地域社会や州の安全を守るために、日々、自分の命をかけている」と述べ、今回の事故について「極めて悲劇的な事故で、州民全ての思いは若者の家族や友人とともにある」と述べた。
ソース:news.com.au-Young WA firefighter killed battling Boxing Day blaze near hometown