【SA30日】 人気スナック菓子のドリトス・コーンチップスの製造工場で働いていた従業員らが、チップスの味付けに使用されるスパイシーな調味料により、皮膚の炎症や呼吸困難に見舞われたとして、組合を通じ労働安全機構のセーフワークSAに申し立てを行ったことが分かった。
ドリトス・コーンチップスは、菓子製造会社スミス・スナックフーズがリージェンシー・パークの工場で製造を行っている。問題となっているのはドリトスのフレイミン・ホット(Flamin’ Hot)味で、申し立てを行ったユナイテッド・ワーカーズ・ユニオン(UWU)によると、11人の従業員がくしゃみ、咳、目や皮膚の炎症、鼻水、咳、胸の不快感、呼吸困難などの症状を訴えた。
報告書によると、フレイミン・ホット味のチップスは2、3週間に一度製造され、味付けを行う機械から調味料の粉塵が工場内全体に飛散しているという。
UWUは今年1月にも監視機関に苦情を申し立て、セーフワークの広報担当者は、「検査官が現場に立ち会い、従業員へのリスクを最小限に抑える適切な管理が行われていることを確認した」と述べた。
スミス・スナックフーズの親会社であるペプシコは、従業員の安全が最優先とし、「従業員および組合と協力し、さらなる懸念に対処していく」と説明した。
ソース:news.com.au-Spicy corn chip seasoning causes workers ‘skin irritation’, union claims