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シドニーCBDでレジオネラ感染 数百万人に警告

【NSW3日】  NSW州保健当局は3日、クリスマスから大晦日、元旦にかけてシドニーCBDを訪れた数百万人に対し、レジオネラ症の症状に注意するよう呼びかけた。これまでに20代から70代までの女性3人と男性4人が肺炎で入院し、レジオネラ菌を保有していたことが確認されたという。

感染が確認された人は、シドニー中心部のバサースト・ストリートからサセックス・ストリート、エリザベス・ストリート、サーキュラー・キーまでの地区を訪れていた。

NSW州保健当局によると、レジオネラ症の症状は咳、発熱、息切れ、頭痛など。空気中の汚染された水粒子にさらされた後、最大10日後に発症する可能性があり、肺炎などの重い胸部感染症を引き起こす可能性があるという。人から人への感染はないが、通常は冷却装置から排出される汚染された水の粒子によって広がる。

NSW州保健当局によると、環境衛生担当者はシドニー市議会と緊密に協力し、冷却塔の検査を行っており、メンテナンス記録を見直すことで、さらに検査すべき冷却塔を特定することができるという。さらに、「冷却塔のある建物の管理者にクラスターについて通知を行い、建物の所有者は冷却塔が規則に従って運転され、メンテナンスが行われていることを確認する必要がある」と述べた。

レジオネラ症の亜種は、土壌や鉢植え用ミックスを介しても広がる可能性がある。昨年9月、NSW州保健局は土壌から細菌を吸い込んだ結果、52人がレジオネラ症に感染したと発表した。

 

ソース:news.com.au-Millions on alert after horror lung disease reported in Sydney CBD

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