【ACT4日】 連邦政府は国内で不足する技術職の拡充を目指し、人材促進のための優先順位リスト「The Australian Apprenticeship Priority List for 2024」に新たに19の職種を追加した。リストに掲載されている職種でフルタイムの見習い労働者には、最高1万ドルの奨励金が支給され、雇用主には見習い労働者1人につき1万5,000ドルが支給される。
新たにリストに追加されたのはフライトアテンダントや救急隊員など、現在から将来にかけて高い需要があると見込まれる職種だ。リストに掲載された職種は追加分を含め約130職種に上る。
連邦政府のオコナー技能訓練相は、「国民一人一人が高収入で安定したやりがいのある仕事を確保するため、必要なスキルを身につける最良の機会を提供するとともに、現在および将来にわたって経済が必要とする優先分野の技術労働力を育成したい」と述べた。
さらに同相は、リストに掲載された職種について、政府機関のJobs and Skills Australiaが分析したデータから引き出された確かな証拠に基づいたものだとして、「優先順位の高い職種において、実習生や研修生数の増加に貢献する」と述べた。
追加された職種は以下の通り。
ソース:news.com.au-$10,000 cash boosts for Australian trainees