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NSW・VICで新型コロナ急増 マスク着用を奨励

【NSW9日】   国内で新型コロナウイルスの新たな変異種「EG.5」「JN.1」の感染が大きく広がっている。症状のある人はマスク着用が奨励される。

NSW州で行われたPCR検査の17パーセントが新型コロナウイルスに陽性を示し、過去1年で最も感染度が高い。オミクロン株から派生したEG.5株(およそ40パーセント)およびJN.1株(35パーセント)が多く、JN.1株の感染力は非常に高い。

州保健局のジェレミー・マクノールティ医師は9日、「症状があって外出が必要な際はマスク着用を。他者の訪問は避けるように」「高齢者・障がい者介護施設の訪問を避け、ハイリスクの人とも関わらないように」「新型コロナウイルスは定期的に変異し続けて免疫システムや予防接種を回避し、世界で感染し続ける」と呼びかけた。

VIC州でも感染数・入院数ともに急増している。VIC州はJN.1株による感染が最も多い。

新型コロナウイルスは感染から2~14日以内に症状が出る。主な症状は鼻水、のどの痛み、咳、息切れ、発熱。2022年初めにマスク着用義務はなくなったが、症状があったり、リスクの高い人は着用が強く奨励される。

ソース:news.com.au -‘Wear a mask’: NSW Health responds to a rise in cases in light of new subvariant strains

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