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国内初の屋内スノーリゾート建設へ NSW

【NSW12日】  NSW州計画・環境省は11日、屋内スノーリゾート建設計画を進めるウィンター・スポーツ・ワールド(WSW)に対し、ペンリス(Penrith)での国内初となる屋内スノーリゾートの建設計画を承認した。WSWは同計画を「ザ・ジャイアント・エスキー(The Giant Esky)」と銘打ち、300メートルのゲレンデのほか、170室のホテルを建設する。

屋内スキーリゾートが完成すれば、シドニー西部への経済効果は毎年2億2,000万ドルに上ると予想されている。また、建設事業や新規雇用など約2,700件が創出されるとみられている。

計画によると4.5つ星のホテルのほか、レストラン、温水プール、アイスクライミング施設、雪遊びエリアなども併設される予定だ。

将来的にはアルペンスキーやフリースタイル・スキー、スノーボードなど、冬季オリンピックに出場するハイクラスの選手が、トレーニングなどを行うため世界から同施設を訪れることも期待されている。

屋内スノーリゾートの建設計画は当初、ペンリスのプロパティ―・デベロッパーのピーター・マグニサリス氏が2018年6月に申請を行っていた。同氏は計画が承認されたことを受け、「WSWはもはや絵に描いた餅ではなく現実のプロジェクトとなり、シドニーに雪原をもたらす計画がようやく軌道に乗った」と話した。

さらに、施設はあらゆる人が利用できるようにするとし、入場料は手頃な値段になるとの見方を示した。

 

ソース:news.com.au-Sydney to welcome Australia’s first indoor ski resort after eight-year wait

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