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シドニー西部ではしか感染確認

【NSW16日】    アジアから帰国後にシドニー中西部および南西部で複数の場所を訪問した乳児が、はしかに感染しているとわかった。はしかはパキスタンやインドなど数カ国で大流行している。

はしかに感染した生後9か月の乳児は12日午後3~5時、シドニー南西部ラケンバの食料品店Five Star Coffee and Nutsを訪れた。NSW州保健局は濃厚接触とされる人らに連絡した。

はしかは発熱、目の腫れ、咳などの症状が3~4日続いた後、頭部から体全体に赤く炎症した発疹が広がる。予防接種で防げるが、感染者の咳や鼻水を通して空気感染し、接触から症状が出るのに最長で18日かかる。

シドニー保健区域で公衆衛生臨床部長を務めるリーナ・グプタ医師は、「同店を訪れた人は症状に注意する必要があるが、引き続きの脅威はない」「はしかは非常に感染力が高く、1966年以降に生まれた誰もが2回の予防接種を済ませていることが大切」と話した。

はしか・おたふく風邪・風疹(MMR)用の予防接種が最も安全かつ有効で、生後12か月と18カ月の子どもを対象に国の予防接種プログラムに含まれている。NSW州では、1966年以降に生まれて予防接種を2回受けていない人も無料で受けられる。

国内の子どもの5歳時点の予防接種率は94.04パーセントだ。

ソース: news.com.au – Urgent health alert issued for Western Sydney after confirmed case of measles in infant

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