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ボンダイビーチ 大賑わいも国旗など控えめ

【NSW26日】  シドニーの観光スポット、ボンダイビーチでは26日、真夏日の中、多くの人が海水浴を楽しんだ一方で、オーストラリアデーを祝う国旗などはあまり見られなかったようだ。オーストラリアデーをめぐっては、お祝いの日と考える人がいる一方、先住民やその他多くのオーストラリア人にとって侵略の日であり、哀悼の日と考える人も増えている。

ボンダイ・ビーチではわずか5年前まで、オーストラリアデーには国旗や貼れるタトゥー、巨大なイエローとグリーンのサンダル型浮き輪などで埋め尽くされていた。5年後の今日は、ビーチから約6キロメートル離れたベルモア・パークで、侵略の日のための行進に数千人が参加した。

アイルランドから来たという若い女性2人は、オーストラリア・デーをめぐる議論を知らなかったといい、人々がビーチでお祝いをしていないことに驚いていた。また、イギリス人観光客はオーストラリアデーが以前ほど自由に祝われない理由を知った後も、祝日を有意義に過ごすためビーチを訪れたと話した。

一方、オーストラリア人男性はボンダイビーチを訪れた理由について、「(オーストラリアデーを)祝っているわけではなく、ただ友達に会うのが目的」と説明した。一緒にいた女性の友人もまた、「今はもう祝わないし、オージーのグッズを持って歩き回ることもない」と話した。

 

ソース:news.com.au-Bondi Beach exposes what Aussies really think about Australia Day

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