【NSW27日】 シドニー空港内の高級ブランド店カルティエで5万ドル相当の商品数点を盗んだ疑いで、空港勤務の従業員が起訴された。
警察によると、シドニー南部にある39歳の女の家宅捜査を行い、カルティエのブレスレットとイヤリングの他、ペン、ライター、財布など合計15点の商品(推定価格$50,225)を押収したほか、シドニー空港のビジターパス、オーストラリアのパスポート、電子機器も捜査のために押収したとしている。
オーストラリア連邦警察(AFP)は、犯罪の種類にかかわらず、国内のすべての主要空港の安全とセキュリティに全力を尽くしているとし、今回の事件に関して「私利私欲のために空港ターミナル内の地位を悪用しており、このような犯罪行為を防止、発見、対応するために空港内の企業と積極的な協力関係を築いている」と述べた。
今回の事件は今月9日に、カルティエ空港店が従業員による窃盗疑惑についてAFPに通報しており、捜査が行われていた。シドニー空港のセキュリティ責任者であるグラハム・ホワイト氏は、空港での犯罪行為に対してゼロ・トレランスであると述べており「事件を迅速に解決するために尽力してくれたAFPと協力してくれた空港運営チームと店舗に感謝したい」と語った。
ソース:news.com.au – Employee allegedly stole $50k in Cartier, designer items from Sydney airport store: police